他人のことより自分のこと

昨夜は職場の人のお通夜でした。

享年49歳。

若すぎますよね。

その人は金曜日のお昼に会社で倒れて、そのまま帰らぬ人となってしまったのですが、

その前日、木曜日のお昼前に私とその人の2人で仕事の打ち合わせをしていたのでした。

あとになって考えてみると、

あのときも疲れていたような気がするな～

という気もするし、突然のことだったので、ショックでした。

でもね、

昨夜はお通夜から帰ったあと、わが家のワンコの火葬の準備をしたのです。

棺に寝かせたあと、まわりに花を飾ったり、好きだったおもちゃやお菓子もいっしょにいれたり……

そのときに、

この姿を見れるのは今日までか……

と思ったら、涙がボロボロでてきてね……。

職場の人のお通夜では泣かなかったのに、わが家のワンコのことでは、はっきり言って号泣です(ﾉ_-｡)

人と犬とどっちが大事なの？

と聞かれると、普通に考えれば人です。当たり前です。

でも、人はみな、他人のことより自分のことの方が大事（おおごと）なんです。

どこか遠くの国で起きている戦争や飢餓よりも、さっきぶつけた足の小指が痛いことの方が大事なんです。

不謹慎とか、そういう問題ではない、そういうものなんです。

仕方がないんです。

だからもし同じようなことがあっても、

私って優しくないのかな？

不謹慎？

などと考えて悩まないでください。

そういうものなんです。それでいいのです。

それが人間らしいことなのです。

少なくとも、私はそう思っています。

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